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奇妙な天使のCafe

自分の趣味や日常についての日記です。

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SPACE BATTLESHIP ヤマト。。。

もう昨日になりますが観て来ましたよ。
有楽町マリオンで、家族と共に。(家族は二度目)
SPACE BATTLESHIP ヤマト』を。。。
そして一番に思ったこと・・・、「上杉の殿がいないッ!」(^.^;)
 ↑(俳優の北村一輝。by 『天地人』。。。)
おっかしーなー。昨年のネットのニュースに確かにデスラー役で出演
が決まったとか載っていたと思っていたのに。。。
まさか私の脳内だけだった???えええ?。。。。。
でもその代わりに、『神』が降臨していましたよ。(^.^)/
確かにこれだと殿が出演するわけがありませんわ。
思わず納得。。。

ネットでは賛否両論いろいろと言われているようですが、私なりの
総合評価はというと、100点万点中、68点を付けます。
この点数が高いか低いかというと、私的には高い方です。
(過去において100点を付けた映画は 『ブレードランナー』のみです。
あとは、『ディーバ』 が98点くらいか。。。そこら辺が基準)
ちなみに言っておきますが、私はもともとが 『宇宙戦艦ヤマト』の
Fanではありません。
家族は幼少の頃からの生粋の、 『宇宙戦艦ヤマト』のFanです。
その彼をして、満点に近いという評価でした。
何故そんなに高い評価かというと、私達は二人が二人とも、過去の
原作やアニメの幻想を、この映画に求めてはいないからなんですね。
最初から求めてはおらず、全くの別物なんだと思って観ていました。
また観ているうちに、それを忘れさせてくれる内容だったと思います。
そして二時間という時間枠の間、観ているこちら側を退屈させてくれる
ことなく愉しませてくれました。
これはエンタメという点においては、物凄く重要なポイントです。
お金を払ってくれる観客を飽きさせない。。。そこら辺が私にとっての
高い評価の理由です。
もちろん細かい突っ込みどころは、言ってしまうといろいろとありますが、
また展開がやたらと「早ッ!」とかいうところもありますが (^.^)、それらに
眼を瞑っても良いだろうと思える作品だったと思います。

もう一度繰り返しますが、私は 『宇宙戦艦ヤマト』のFanではありません。
だから 『~ヤマト』に強い思い入れとかがFanの方のようにないのですが、
ブレイクした過去のその時代を知っており、原作の漫画やアニメの良さも
悪さも知っている人間です。
また過去のそこら辺の時代の、日本映画の良い部分もヘボい怖さも知っ
ており、それから考えると今回のこの映画は、実によく出来ているもの
だと感心致しました。
邦画もSF大作といえる作品で、ここまで来たのかと。。。
(だって70年代後半~80年代当時の邦画やアニメって、私にとっては観て
いてトラウマになるくらいに、悪夢に近いようなうんざりさせられた物が多くっ
て、そのために洋画ばかりしか観ないようにしていたんですから・・・。今は
どちらかというと逆だけども。。。ハリウッドの方がお金をかけただけのヘボ
い物しか造れなくなっている。。。)
そもそもが 『~ヤマト』って、最初ッから突っ込みどころが満載な物語なん
ですから。(^.^;)
それを実写化にするなんて、考えなくてもどれだけ無茶があるか判るでしょ?
(これは家族も重々によく言っていることです)
それをここまでちゃんと、地に足が付いた作品に仕上げただけでもとても
偉いと思います。

ただ私的に、クライマックスのあの部分の時間は無駄に長過ぎたように
思いました。おいおい、そんな事していたらガミラスが・・・とか、せっかく
『神』が降臨して盛り上げようとしているのに、え?、でもこれって・・・とか
そこは一体どうなのか・・・とか。。。
(ネタばれしないように、あえて伏せていますが。。。)
終わりの部分の話の盛り上がる重要な箇所だっただけに、そこはもっと
しっかりと考えて欲しかった。。。
なのでここでマイナス28点は引かせていただきました。
でも実際に少ない予算で、よくこれだけ作ったと思いますよ。
スポンサーがあそこだっていうのはちょっと引っ掛かるけど、俳優さん達
も力の入れ方が半端ないし・・・。キムタクも実に良かったですね。
今となっては、古代役はキムタク以外には考えられないくらいです。
私はこの方の作品ってまともに観た事ないけれど、第一線のスターとして
演じてこられただけはあると思いました。

作品中、泣けるようなシーンはいくつもあって、隣の席の女性がよくグス
グスと鼻をすすっていました。
そして作品が終わって館内が明るくなった時に一言、「良かったよね」と
満足そうに、どうやら一緒に観に来ていた友達に話し掛けていたのが
とても印象的でした。
そうです。映画というのは本来、こういう風にあるべきなんですよ。
人々は非現実的な 『夢』を求めて、映画館に足を運ぶ訳ですから。。。
(私はあえて泣かせるように作られたシーンよりも、冒頭のヤマトが地中
から出てくるシーンを大画面で見て、ジワッと泣けてしまった。。。いや~、
やっぱこのシーンは普通に泣くでしょう。。。 ^ ^ ;)

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漫画や小説を読んだりするのが好きで、絵を描いたり小説を書いたりするのが趣味です。創作や二次創作とかいろいろやっています。

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